MysticLink

MHF 2鯖で過ごしたMysticLinkの仲間との思い出

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猟理の鉄人

「みなさん、こんばんは。猟理の鉄人の時間です。そろそろ、主宰が登場するようです」















「ワ~タシの記憶が確かならば、今日の挑戦者は、宮廷料理の第一人者で数々の王様たちの舌をうならせたことがあるとか。そ~れでは紹介しよう。」







「今日の挑戦者は王国のお台所、山田シェフ!





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「私の得意料理は、サンマと大根のムニエルよ、よろしくネ!」





「さて、山田シェフ。誰と闘いますか?」




「武砕苦シェフをお願いします!」








「わかりました!一人だけ甦るがいい!アイアンシェフ!」











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「中華は火力よ!」









「おーっと、登場しました!現在36連勝中の超武砕苦シェフです!」











「それでは、今日のテーマを発表します。滑らかな毛触り、プルっとしたお尻、
誰にでも愛さ れている凶暴なモンスター…そう、今日のテーマはコレです!」






「おおっーと!テーマはなんと牙獣種です!解説の一撃さん、いかがですか?」






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「そうですねえ…メインは牙獣種ですが、牙獣種には他のボスと抱き合わせで現れる
うっとうしい事この上無いドスファンゴ、う○こを平気で人に投げつけるババコンガ、
雪合戦に石を忍ばせるドドブランゴ、戦いが大好きで底抜けの明るさと優しい心をもつ、
地球育ちのサイヤ人まで用意されているようですね。尻尾をどう料理するかがポイントになるでしょう」









「アーレ!キュイジーヌ!」 







「さあ、試合開始です!まずは、山田シェフからですが・・・どうやら、金マグロをラージャンの腸に
詰めているようです。さすがは宮廷料理の第一人者、見せてくれます!」










「一方、武砕苦シェフの方は… おおっ!なんと大きな鍋を使って、全ての牙獣種の肉を凄まじい勢いで炒めています!
これは…得意のピリ辛料理かぁ~!!」

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「・・!? 皆さんご覧ください!武砕苦シェフが笑っています!この試合に負ければ一転して
王座から引きずり降ろされるかもしれないというのに、料理をしながら不敵に笑っています!」

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「鉄人の余裕といったところなのか!さらに、ドスファンゴとラージャンの尻尾を取ってサラダにしているようですが・・・、どうやら、モヤシに見立てているんでしょうか?
まもなく、制限時間です。試合終了ーっ!」











「料理の審査は、私と、ML料理委員会の各審査員たちが行います。」
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「ではまず挑戦者の山田シェフの料理和風ラージャンの金マグロ詰めからです!」

















mhf_20080322_214321_316_convert_20080322223358.jpg

「う~ん、マグロのまったりとした味がたまりませんなあ!でも、私には素朴な庶民の味の方があっているかも…。ああっ、そろそろ確定申告しないとなあ…」



「そうですね、私にはこの宮廷料理の方が合ってますね、田舎者の料理はどうも口に合いませんな」




「まずまずの結果だったようです。さて次は武砕苦シェフの特製牙獣チャーハンです!」





















h.jpg


「これは・・・中身が飛び出してしまったように見えますが・・・」


「中華は火力よ!」



「いえ、そういう事ではなく、試食できるものが無いと勝負にならないのですが・・・」




「食べるものならそこにちゃんとあるわよ」





「・・・?」







「・・・あなたには私の作った料理が見えないのね。普通、料理人というのは料理を作る時に色んな気持ちを込めるわ。それは、食材に対する愛情や感謝の気持ち、そして食べてくれる人たちへの喜びや期待・・・。私の場合はね、''夢,,を料理に込めるの」










「・・・夢・・・はぁっ!まさか!?











「そう、私の料理は夢で出来てる。だから、夢を持っていない貴方には見えないのよ!!」
openimg.jpg











「なんという高次元な料理バトルなのでしょうか!もはや私では料理の解説をすることも許されません!後は審査員たちの動向を視聴者の皆様と同じく静観するのみでございます!」









「では、審査員の一撃さんから料理の評価を出していただきたいと思います」












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「武砕苦シェフ、私はね。最初にあなたの料理が出された瞬間に勝敗が分かっていたよ。
まさか夢のチャーハンを作ってしまうとは長い間審査をしてきた私も驚かされるばかりだ。
だが、いくら夢のチャーハンを作ったからといって、その味が良くなければ結果が逆転する可能性も大いにあり得る。だから、私はあえて料理を食べてから貴方の料理を評価したいと思う、いいね?」








「審査員の一撃さんが今!武砕苦シェフの料理を口に運び始めました!私には見えませんが!」








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「もぐもぐ・・・・・・こ、これはぁ・・・!」






















      「うーーまーーいーーぞーーー!!!」 


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         「落ちていくぅううううぅ!」 




   
    「牙獣種という異なる素材同士が、お互いを生かし合いながら安定している・・・
    己を強く主張し過ぎず、かといって、周囲に埋もれてしまうほど弱くはない。
    そして銀シャリに絡んだ肉から噛んだ瞬間に濃厚な肉汁が溢れ出すことによって、
    より一層美味さを引き出しているのだ!・・・だが・・・だが、それだけでは
    この料理の美味さ全てを説明することはできない!」







「教えてくれ、武砕苦シェフ。貴方はこの料理に一体どんな魔法をかけたというんだ!」







「はは、魔法だなんて大袈裟ですよ。・・・調理酢を入れたんです。1,8
img10211041624.jpg













「それでは、審査結果の発表です」





「牙獣種対決の勝者は…山田シェフか?それとも、武砕苦シェフか?」



















「鉄人!超武砕苦シェフです!」


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「おおっと、これで37連勝達成です!次回の挑戦者は、意外と料理の上手な、バケツを被った
 オヤジです!それでは次週をお楽しみに!!」















つづきません

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  1. 2008/03/20(木) 16:32:07|
  2. 超武砕苦
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醜少女戦士ヒーラームーン

~あらすじ~
あたし、憑野ぶさぎ。14才中2。
 性格はちょーっとおっちょこちょいで、ちょっと泣き虫ってとこかな?
 ある日、不思議な白猫のブナから貰った調理酢で、突然変身っ☆
 哀と性技のヒーラー服醜少女戦士、ヒーラームーンやってま~す☆
憑野ぶさぎ 14才中2









最近、街では奇怪な事件が多発していました。


「ねえ、聞いた?また例の失踪事件起こったらしいわよ!」

『あたしも聞いた。やっぱり狙われたのは近所でも評判の若い女の子だったらしいね・・・』

「前回の事件現場に残されたものは何かが焦げた跡だけで、今回は女の子につながる情報は
何も見つからなかったんだってさ。きっと犯人に猟奇的な方法で消されちゃったんじゃ・・・」

『もうやめようよ~、こんな話!もしかしたら今度は私たちが狙われちゃうかも知れないよ?』

「そうよね、私たち若くてかわいいからねぇ・・・」

「『ゲハハハハハハハハハハハハン!!!』」









そんな二人の会話を遠くから見つめる者がいました。
白猫ブナ
「これは大変だニャン・・・。早くなんとかしないと犠牲者がまた増えてしまうニャン・・・!」

そう呟くと、その言葉を話す奇妙な白猫は、ある少女に会う為、全速力で森へ駈け出したのです。




白猫の向う先に、倒壊寸前という雰囲気を出している廃屋が見えてきました。

中は無駄に広く、即席テントの様に地面が剥き出し。とても人の住むような所ではありません。

そんな事は意に介さないとばかりに入り込んだ猫は、中にいる少女に向かって呼びかけました。



「ぶさぎちゃん、大変だニャン!失踪事件が起こったニャン!!」

「ど、どうしたのブナ?そんなに慌てて・・・失踪事件、って確か前に私が解決したはずじゃ・・・?」

「また別のヤツの仕業ニャン!失踪事件のことで街は大パニックになってるニャン!」

「落ち着いて、ブナ。詳しい状況を聞かせてくれないと私までパニックになっちゃう」

「そ、それはすまなかったニャン・・・」



冷静さを取り戻したブナは、街で聞いた二人組の会話をぶさぎに話すことにしました。



話を聞くぶさぎ
「・・・そう、そんなにひどい笑い声だったの。あとで始末しなきゃね」

「お前が落ち着くニャン!」

「冗談に決まってるでしょ。要するに犯人である例の怪人を退治しろってことでいいのかしら」

「さすがはぶさぎちゃんだニャン!ニャンが目をつけただけの事はあるニャン!」

 「なま言ってんじゃねえぞ!!!」 

「こっちは命懸けで怪人共と戦ってんのよ!毎度毎度ハイリスクノーリターンでやらせる気!?」

「そ、そんな・・・。ぶさぎちゃんだって、無償で人を助けることに喜びを感じてたはずニャン?」

「ハッ!いいかい?この奇天烈猫。世の中ってのはね、所詮金なのよ、金!」


そう言うとぶさぎはどこか遠い白目をしながら何かを思い出していました。

その様子は、どこか悲しく・・・、とてもブサイクでした。



「・・・ぶさぎちゃんがそう言うならニャンは何も言わないニャン。
でも、これだけは覚えといて欲しい。こうしてる間にも、どこかで罪もない人達が
怪人の手にかかっているかも知れないニャン。
・・・そういえば、今回の怪人は予告状を出してるとかで、確か街でも有名な政治家である
一撃さんの娘を攫うと言ってたそうニャン。だけど、ぶさぎちゃんにはどうでもいい事ニャン・・・」


その言葉を聞いた瞬間、ぶさぎの顔に驚きの色が浮かび上がりました。



(一撃・・・?一撃の娘が怪人に狙われているというの!?)



その変化を見逃さなかったブナはぶさぎに問いかけました。

「どうしたニャン、ぶさぎちゃん。もしかして一撃さんのこと知ってるニャン?」

しばらく無言のぶさぎでしたが、ブナの質問に答えを返しました。

「・・・ええ。何度か家にお邪魔(盗み)したことがあるの。ちぇっ、知り合いの娘が危険と聞いたら
さすがに黙ってられないわね。・・・今回だけは特別に一肌脱いであげるわ!」




ぶさぎは無愛想にそして醜くそんな事を言っていましたが、ブナには分かっていました。


(身分が明らかに違う2人が知り合いとは思えないニャン。きっと不器用なぶさぎちゃんは、
人を助ける口実が欲しくてあんな駄々をこねてたんだニャン。何だかんだ言ってもやっぱり 
ぶさぎちゃんはブサイクでいい子ニャン!)





「そうと決まれば、さっさと一撃の所に行かないとね。もう怪人に襲われてる可能性もあるけど、
予告状が出てるくらいだから警備もそれなりに充実してるでしょうし、まだ大丈夫でしょう。」

「それがそうとも限らないニャン。噂では一撃さんの娘は放浪癖があるとかなんとかで
3日ぐらい家に帰らないことが当たり前らしいニャン。」

「なんですって!?急ぎましょう、ブナ!なんだか嫌な胸騒ぎがするの・・・」











ぶさぎの悪い予感は当たっていました。

予告状が届く前日に一撃の娘は一人雪山に出て行ってしまったのです。

そして、丁度その頃、彼女の身に危険が迫っていました。






逃げる者、追う者




「アーッ!」

「グヘヘ、散々探したんだぜぇ?お嬢ちゃんよ。そんな怖がらなくてもすぐ終わるから安心しなよ!
ちょっとアンタの首切って、その血でこのバケツを染めるだけだからよぅ。ウシャシャシャ!」


奇怪なバケツを被った男の傍らには、彼女の護衛と思われる者の姿がありました。


「・・・全く馬鹿な男だぜぇ。素直に逃げてりゃ無視してやってもよかったのによぅ・・・。
人様の顔見るなり、『ピンクバケツ自重wwwww』とか言うもんだから、うっかり殺っちまったぜ!」

「ヒイッ・・・・!」

怯える娘にバケツ怪人は不自然に優しい声でこう言い放ちました。


「だが、お譲ちゃんを見逃がすことはできねぇなあ。だからせめて、これ以上怖い目に
遭わないように今ちゃんと忠告しといてあげるぜぇ?」



「   ┌──┐
    |━ ━|  
    |___|   ・・・あまりバケツを怒らせない方がいい・・・」
 _, ‐'´  \  / `ー、_   
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/







その言葉は彼女の逃げようとする意思を砕くのに十分な威力を持っていました。

自分の標的が動かなくなるのを確認したバケツ怪人はゆっくりと彼女に近づいていきます。



「いい子だ・・・。すぐ楽にしてあげるからなぁ」

手に持つナイフが彼女の喉に達そうとした瞬間、突如バケツ怪人の頭に何かが衝突しました。

『コンッ』、とその場の雰囲気からすれば間抜けに聞こえてしまう様な音がしたかと思うと、
バケツ怪人は足元に転がった石ころを見て怒りを露わにしました。




「どうやら俺のありがたい忠告が聞こえなかった野郎がいたみたいだな・・・、
隠れてねぇで出てこいよ!!・・・それとも今の石ころで力が尽きちまったのか?」



安っぽい挑発をして相手の出方を待つバケツ怪人に、特徴ある少女の声が響きました。



「ごめんなさい?別に隠れるつもりは無かったんだけど、石ころがあんたのバケツに当たる音が
あんまり面白いんで、笑い転げてたのよ。それに私、笑ってる顔って人に見られたくないの」


「・・・かわいすぎるから」




そんな冗談とも分からない少女の言葉を聞いたバケツ怪人の怒りは完全に頂点に達しました。


「なめた真似しやがって!生きて帰れると思うなよ?」







そう言った直後、バケツ怪人は猛スピードで目の前の少女に突進し、自慢の拳を叩きこんだ!



つもりだったのですが・・・






後ろよ。
「後ろよ。」

「な、なにぃいいいい?!てめぇ・・・いつの間に!!」

あまりにも信じられない光景に、バケツ怪人は動揺を隠せませんでした。



「ふふっ、あたしの経験から言って、今のあんたの台詞・・・これから死んじゃう役よ?」


それがハッタリでないと理解したバケツは、今の状況から抜け出す事に頭を切り替えました。

(こいつぁ、ヤバ過ぎるぜ・・・。バケツが震えてやがる!まともに戦って勝てる相手じゃねぇ・・・)



そんな時、どこに隠れていたのか一匹の白猫が飛び出し、


「ぶさぎちゃん、遊びはそこまでニャン!下手に動かれる前に全力で倒すニャン!」


(チィ!この、にゃ○ちゅう!何もしないくせに口だけはいつも達者ね!・・・まあ、いいわ)




「・・・改めてごめんなさい。こっちの勝手な都合で、あんたと遊んでる暇は無くなっちゃったの。
だから、そろそろ本気で行かせてもらうわね?」





ぶさぎは懐から1,8の調理酢を取り出すと、それを迷う事無く飲み干し、激しく猛りました。





 「ムーンブサイクパワー・メーイクうp!!!」 

変身シーン1
変身シーン2
変身シーン3
変身完了



すまさじい酢の臭いとオーラが放出されると同時に、ヒーラー服を纏った少女が姿を現しました。



「大してかわいくもないうら若き乙女ばかり襲って、その血をバケツ染料にするなんて許せない!
どうして私を襲ってくれなかったの?哀と性技のヒーラー服醜少女戦士ヒーラームーンが・・・」


 「月にかわって全殺しよっ!」 











「・・・残念だが、そうはいかないぜ!」


油断したぶさぎ



そこには、バケツ怪人に羽交い絞めにされ、首にナイフを当てられた娘の姿がありました。


「いくら強くても、変身中は自分の世界に入りっぱなしだったからよぅ。隙だらけだったぜぇ?」


(ちっ、油断したわね・・・)



「こいつを人質にとっても、あんたは簡単に負けてくれそうにねぇからよぅ?
とりあえず、このまま嬢ちゃんと一緒にトンズラさせてもらうぜ、ウシャシャシャ!」



(ちょっと予想外だわ・・・。今あのバケツを見逃したら、確実に彼女は殺されるでしょう・・・。
私の必殺技なら余裕で奴を始末できるけど、あの距離で使えば彼女も巻き込んでしまう・・・)



その時、悩んでいるぶさぎの頭に突如声が流れ込んできました。


『ぶさぎちゃん、目に見えるものが全てでは無いニャン!心の目で悪のパワーだけを捉えれば、
それだけに集中して技を放つことができるはずニャン!あなたならきっと出来るわっ!』




「心の目・・・それなんてダイの大冒ry? そんなこと急に言われたって分かりっこないわよ!」



「何ぶつぶつ言ってやがるんだ?そういうのは顔だけにしといた方がいいぜ、ウェハハハ!」













ムーンブサイクフラッシュ!




 おしまい 









  1. 2008/02/29(金) 12:20:35|
  2. 超武砕苦
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:8

ボスの魔法使い

むかしむかしあるところに、悪い魔法使いがいました。

悪い魔法使いは容姿が醜く、とても嫉妬深いことでその名を知られていました。

魔女 



村人たちは異質な存在を極端に恐れ、畏怖の念を込めて彼女のことをこう呼びました。

魔女ブサイク、と。

初めに彼女に相対してこの言葉を使った村人はその日を境に村から姿を消しました。

そんなこともあって、村で彼女のことを話題にするのは禁じられていました。



そんなある日、悪い魔法使いは大変なものを見てしまったのです。






彼女がまだ子供の頃、内に秘める醜さが解放される前に夢見ていた自分の理想図。

それはこれまで見たことのないような美女でした。
ぶさいく


突然目の前に現れた自分の理想と、理想を実現できなかった今の自分を目の前にして、

彼女は激しい憎悪と嫉妬を覚えました。

「私は村人たちから恐れられ、誰からも相手にされない。だのに、この女は私が成りたかった
ものになっているだけでなく、村人達からも好かれている。私が持っていないものを全て
持っている。ああ、なんて世の中は不公平なんだ。許せない。憎らしい・・・」



理不尽な怒りだとは自分自身で気づいてはいましたが、日頃から周囲から冷たい対応を
され続けていたことで、彼女の精神は疲弊し、暗い闇が彼女の心を支配していきました。

しかし、皮肉なことに彼女の醜いプライドが理不尽な怒りを行動に移すことを阻んでいました。
これまでも同じような状況になった時、その場をなんとか我慢すれば後は時間の経過と共に
冷静な自分を取り戻すことができたのです。


「いけない、私ったらまた熱くなりすぎちゃってる。落ち着かなきゃ・・・」



平静を少しだけ取り戻したブサイクは、再び怒りが沸き上がらないうちにその場を去ることにし
ました。ちょっぴり大人なブサイクでした。


笑うぶさいく 

でも談笑している娘の声を聞いていたら、やっぱり嫌がらせをすることに決めたのです。

やっぱりブサイクはブサイクでした。



「よし、私の魔法でこの娘に私と同じような思いをさせてやろう('A`*)」


突如現れた光が娘の体を包み込み、ニラの腐ったような香りが辺りに広がったかと思うと
その光の中から、変わり果てた娘の姿が現れました。

変わり果てたぶさいく 

最初は一体自分の身に何が起こったのかわからず戸惑う娘でしたが近くにある川で
水面に映る自分の顔を見て、絶叫しました。


その様子を見ていたブサイクのテンションは最高潮に達し、ゲラゲラと笑いながら
娘の前に姿を現しました。



「どうやら新しくなった自分の顔がお気に召したようね。」

突然目の前に現れたブサイクに娘は驚きを隠せませんでした。


「あなたが私をこんな姿にしたのね・・・?今すぐ元の姿に戻して!」


その言葉を聞いてブサイクはほくそ笑みながらこう答えました。



「本当に残念なんだけど・・・、その呪いを解く魔法は私知らないのよ。」


「そ、そんな!じゃあ私はこのまま一生この姿でいろと言うの?
そんなの絶対に嫌!すぐ元の姿に戻して!」




返答にあえてたっぷりと時間をかけて、静かにそして残酷にブサイクは言いました。


「全く手が無いというわけではないわ。呪いを解く魔法は知らないけど、呪いを解く方法なら
知ってるの。とっても簡単なのよ?あなたが大切にしている友達の生き血をね。」



「飲み干せばいいのよ。」



目の前の娘の顔色が急変し、明らかに動揺するのを見てブサイクは身震いしました。

(ああ、最高。私って本当に腐ってる・・・でも今、最高に気持ちいいわ・・・)

(本当は呪いを解く魔法も知っているけど、この娘がもっと私のように惨めな思いをして、
いじめ甲斐が無くなった頃にこっそり解いてやろう。ふふ、どうせ親友を裏切ることなんか
できやしない。仮にできたとしても自己嫌悪で惨めな思いをするだけよ。)



「まあ、時間はいくらでもあるのだから、好きなだけ悩めばいいと思うわ。
その代り、悩んだ時間の分だけあなたの醜い容姿が人々の記憶に刻まれていくけどね。」


そう言い捨てて、ブサイクはその場から姿を消しました。




残された娘は一人、魔女の言葉を思い返していました。

「友達の血を・・・飲む?」


「そんなこと・・・そんなこと・・・」


その夜、彼女は眠れぬ夜を過ごしました。





そして一晩考えた末、彼女は友人であるNoaに昨日のことを相談しようと決めました。

(昨日の事を信じてくれるか分からないけど、きっとNoaなら受け止めてくれる。
私が挫けそうな時、必ず助けてくれたんだもの。そんな友達を傷つけることなんて・・・)








「急にどうしたの?二人きりで話がしたいだなんて。悪いけどあたしはレズっけなんてのは
まるで無いからそういうのは勘弁してよねw」




いつも通りの調子でNoaは彼女に接しました。明らかに様子がおかしいと気付きながらも。

そんな彼女のことを案じてか、Noaは彼女が話しやすいムードを作ってくれたのです。




「そういえば武砕苦、覚えてる?小さい頃はここで皆とよく遊んだわよね。貴方ったらいつも
一撃とつるんでモスをいじめてたのよ。子供って無邪気だけど結構残酷よね、フフ。」











志村ー!後ろ!後ろ!



油断大敵だぜぇ?ゲッハハハハハハハアン!



                                                      





本当は今日が楽しみで興奮して眠れなかった武砕苦なのでした。

   おしまい
  1. 2008/02/14(木) 20:54:22|
  2. 超武砕苦
  3. | コメント:5
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